あられ暦
「お歳暮」今年も、もうそんな季節となりました。
御歳暮は、文字通り年の暮れに贈るものです。お世話になった方々へ感謝の気持ちを込めて贈るもの。でも意外と伝統的なことはわからないから敷居が高いなと思われている方もいるそうです。今年から御歳暮を送ってみようかな、お作法が知りたい、という方のために、今回はお歳暮を贈る時期や、選び方について少しご紹介します。
まず「いつ贈れば良いの?」ということから。
師走(12月)の13日が、昔から「正月事始めの日」と言われていて、お正月の準備を始める日とされています。なので、お歳暮はその日(12月13日)から、地域にもよりますが、ざっくり言うと、お正月までに送れば良いのです。
ただし、年末には里帰りや旅行に出かけ、受け取ってもらえなかったり、何かと忙しい時期時ということもあり、相手に失礼なくお歳暮を贈るには、20日頃までには届くようにしておくと良いというのが一応、一般的になっています。
次は「どのようなもの?どのくらいの値段が常識?」というところですが、お歳暮の予算は3,000~5,000円程度が適切であると言われています。
また、何を贈るかに迷った時には「日持ちするもの」「保存に場所を取らないもの」そして特に自分が住んでいる「地域のもの」というのは、他と被ったりもせず、特別感があって喜ばれるそうです。
「御歳暮についてのもう少し詳しい予備知識その1」
喪中の時はどうしたら良いか。
お年賀と違って、実は喪中であっても御歳暮は贈ることができます。その場合、贈り物は紅白のものなど、祝いごとを連想させる品物は避け、白無地の奉書紙もしくは無地の短冊に「お歳暮」と書いて贈ることがポイントです。ただし、忌中(不幸があってから四十九日以内)の場合には御歳暮は自粛しましょう。
「御歳暮についてのもう少し詳しい予備知識その2」
うっかり送り忘れてしまったら。
もしも贈る予定だったのにも関わらず、年内に贈ることができなかったという場合には、表書きを「お年賀(御年賀)」という文言に変えてお品物を贈ることができます。お年賀は、地域によって違いますが「松の内」までとされています。関東では元日〜1月7日まで、関西では15日までが「松の内」なので、それまでにお届けすると良いと思います。
ただし、上にも書きましたが、喪中の場合は御歳暮は問題なくても、御年賀はお祝い事であるため、故意ではなくとも大変な失礼となってしまいます。
届く時期は、慎重に確かめてから贈りましょう。
大江戸あられでは、お歳暮ご配送の承りを随時受け付けております。
縁起物の招き猫の手ぬぐいが入った商品など、毎年ご好評いただいております。また送り方などわからないことがあればスタッフがお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
中目黒駅 徒歩1分 改札口より信号を渡って右手すぐです。
洋菓子クリオロと、ラーメンAFURIの間です。